先週石見へ出かけ、山本粉炭工業本社へ立ち寄り、粉炭ストーブのその後の研究について伺った。左は実験中のハウスを外から見たもので、右側は内部のストーブの設置状況である。
現在は、重油ボイラーの補助として実験中であった。
今この地区では、将来に向けて粉炭を使用する研究が盛んで、テクノ加工機株式会社で開発中のストーブを見ることが出来た。
まだ燃焼実験中で今迄に無い燃焼方法による実験がなされていた。
重油や灯油などの液体燃料は火力の調節や運転停止が容易である。
固体燃料でそのように制御する場合は微粉炭燃焼のように細かい粉にして液体と同じような方法で燃焼されている。
しかし折角安価な方法で作られた粉炭を使用するのに、燃焼のためにコストを掛けるのは勿体無い。
そこで、粉炭が持っている特性を活かすことを研究して、自然のままに燃焼させることが試みられている。
写真のストーブは外観では同じように見えるが、夫々に工夫がなされており、あるものは早く燃焼し、あるものはゆっくりと燃焼するそうだ。